女子アナみゆき~3章の1「キヨコ」~

 週末を挟んで四日間、みゆきは平賀の楽屋に挨拶に行かなかった。スタジオ
での平賀は何もなかったような顔をしている。平賀は平気でみゆきに挨拶をか
わす。みゆきは下を向いて小声で挨拶を返した。みゆきは少し安堵している。

清水はレッドアイを飲んだ日から、二日休んでいた。なま物はコワいものだ
と、みゆきは冷や汗がでて鳥肌が立つ。このまま忘れていけばいい。平賀の事
は野犬に噛まれたものとみゆきは思った。テレビ番組での今の地位を奪われた
くない。自分の経歴に傷をつけたくない。ただそれだけを思った。

 番組終了後、照明係のチーフをしている水上キヨコに呼び止められる。
 前パッツン、おかっぱの金髪。この人に逆らうな。天井からライトが落ちて
くるぞと噂の女性だ。美意識が高く、モデルを引き立てるために、何機でも照
明をたく事で恐れられている。

「はい、な、なんでしょうか……」
 みゆきはどもってしまった。悪い癖だとみゆきは自分を責めた。
 キヨコはまたかと、片目を見開いたが、すぐ真顔になる。
「昼から、消えもの室に来てくれる。反省会が終わってからでいいから」
「わかりました……」
「野菜がね、いいものが入ったのよ。照明の当てがいがあるのよね。じゃあ、
後でね」

 消えもの室とは、番組で使う料理の調理室だ。消えもの担当のスタッフがい
る。清潔、衛生管理された食器、冷蔵庫、調理器具などがそろっている。消え
ものスタッフは何でも作れると豪語していた。

 反省会は簡単なものだった。番組担当ディレクターに、どもらないように
と、みゆきは念を押される。毎回、注意されていることだ。今回はプロデュー
サーからの指示のようで、みゆきはへこんだ。ディレクターに気持ちを切り替
えていきましょうと励まされた。平賀によって、短く刈り込まれた陰部がかゆ
い。みゆきは無性にかきむしりたくなった。

管理人

管理人の声エフです。幼稚園児の頃から、眠る前にエロ妄想をしていた園児のなれの果てが書いた官能小説です。読んでいってください。

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