三階にエレベーターが着く。チンと言うチャイムにみゆきのスイッチは入
る。いつも通り、おはようございますと、言おうと決めた。平賀はうむと言う
だろう。みゆきはスタスタと歩き出した。
楽屋のドアには平賀修と書いてあった。みゆきはドアをノックする。みゆき
は深く息を吐いた。そして吸う。そして吐いた。もう一度ノックする。反応が
ない。みゆきはノブを回した。カギはかかっていないようだ。
みゆきは首を入れた。
「平賀さん……」
平賀の楽屋の中はちりひとつ舞っていない静寂につつまれていた。
中央に置かれた低いテーブルの前に人がいた。見たこともない頭の禿げ上が
った波平のような老人がソファーに深々と座っている。老人は目を閉じて真正
面を向いていた。眠っているようだ。
みゆきは老人の横顔を眺める。みゆきの思考は止まっていた。
老人がカッと片目だけ開いてみゆきを見る。みゆきは老人と目が合ったと思
った。
「す、すいません、部屋を間違えました」
「うむ」
老人は片目だけでうなずいた。
みゆきは楽屋のドアの張り紙を見た。平賀修と書いてある。
みゆきは不思議に思った。
「まあ、しょうがない、スタジオに入らないと、清水さんにどやされるわ……
……」
みゆきはスタジオに向かった。

管理人の声エフです。幼稚園児の頃から、眠る前にエロ妄想をしていた園児のなれの果てが書いた官能小説です。読んでいってください。