景子が次のトレイを聖子に渡した。
「……こちらが河本様、中華御膳よ……」
「は、はい」
聖子がトレイを河本の前に置いた。ぽっちゃりさんの河本が太い指で聖子の
右手を握る。
「細くて、しなやかな手だね。この手で、ナニをやってるんだか」
ねちねちと油のまわったソーセージのような脂症の指で、河本は聖子の手を
まさぐった。
「ぅあ、あ、お、お許しを……」
「まったく、この指でナニをやってるのか、フフ」
河本は笑みを浮かべて聖子の右手に万券を握らせた。
「フフ、チップだよ、取っときなさい」
「あ、ぁあ、ありがとうございます……」
聖子は右手を解放された。ワンピースに付いているポケットに、聖子はお金
をしまった。
聖子は小走りでワゴンに戻った。ユキノが次のトレイを渡す。
「お姉さま、次は山岡敬輔様、竹忠様です。焼き肉御膳です――」
ユキノは聖子に敬輔のトレイを一つ渡すと、小声で付け足した。
「気をつけて……お姉さま」
ユキノは竹忠のトレイを持つと、聖子を山岡親子のいる座敷に案内した。
ユキノが竹忠の前に焼き肉御膳を置く。
「ユキノ、少しは胸は成長したか? 俺が調べてやるよ」
ユキノは顔がこわばっていた。
「竹忠様、また指名してくださいね――」
「フン、俺は景子、一筋なんだよ」
聖子は竹忠の甲高い女のような声に聞き覚えがあった。きのう、聖子をムチ
打って、浣腸をした、男たちの一人だ。
ユキノは竹忠をかわす。ユキノは聖子が持っている山岡敬輔のトレイを受け取っ
た。聖子は、山岡敬輔、ガマガエルの顔が怖くて見れなかった。
ユキノがガマガエルの前に焼き肉御膳を置いた。
「おまえが、きのうの聖子か、もっと顔を見せてくれ」
「はい…………」

管理人の声エフです。幼稚園児の頃から、眠る前にエロ妄想をしていた園児のなれの果てが書いた官能小説です。読んでいってください。