美緒は老人達の食事の様子を見渡した。金持ちの老人のために、各個人にあ
わせたメニューで、好評を得ていると美緒には自負がある。元気な老人は自分
で食事ができていた。食事に介護が必要な老人には、メイド服に身を包んだメ
イド看護士が食べさせてくれる。
「あ~ん、おいちーですか~」
「おいちー、おいちー」
老人達は孫のような歳のメイド看護士に手のひらで転がされている。
「聖子ちゃんは、どんなお顔をしてるんじゃろか? 知ってる?」
「しらな~い、今日、初めて会った時から、服を頭にかぶってるもん」
「そうか、そうか、ふぉふぉっ」
美緒は聖子を見た。
「聖子、大丈夫? ほんとに漏らさないでね。食事中だから」
聖子は動く範囲で身体をくの字に曲げて痛みに耐えているようだ。身体をま
っすぐにすると、出るのだろうか。
「み、美緒様、堪忍してください。おトイレに行かせて、お願いです。グっ、
う」
美緒は座敷に上がって、夕飯を食べているガマガエルを見た。
「出していいか、聞いてきてあげる」
「ああぁ、誰に、ああぁ、誰に聞くんですか? は、はやく、お願いします…
………」
「決めるのは私じゃないのよ。山岡様よ。まぁ、巾着にされてるあなたには、
誰が誰だか、わからないでしょうね」
「うあぁ、はい、はやく、はやく、お願いします」
美緒は座敷に向かった。ガマガエル達は、焼肉御膳を食べている。病人では
ない。ヤクザ者のシノギで、入院しているだけだ。入院しているだけで金にな
る。病院も儲かるから持ちつ持たれつだ。
「山岡様、聖子が限界かと思います」
美緒はガマガエルの耳元で小声でささやいた。
「ん、限界か、それは困ったっ」
「まだまだ、出させないぞ――――っ」
ガマガエルは聖子に聞こえるように、大きな声を張り上げた。

管理人の声エフです。幼稚園児の頃から、眠る前にエロ妄想をしていた園児のなれの果てが書いた官能小説です。読んでいってください。