by声エフ
聖子は足が震えた。
「そ、そんな、無理です。こんなの」
「入れるのよ、何のために買うと思ったの?」
「…………」
「さあ、レジに行きましょう」
美緒は新品の箱を取ると、聖子に持たせた。
聖子は両足にも、両手にもチカラが入らなかった。よろよろと病人のような
足取りに美緒は後ろから急かせた。
「美緒様…………」
「ほらっ、背筋を伸ばして歩くのよ、子供じゃないんだから、覚悟を決めなさ
いよ、何回も言わせないで」
聖子はレジに向かった。よたよたと腰が宙に浮く気がした。両手に持ったバ
イブの箱が、今度はチカラが入って変形していた。汗が脇からショーツへと流
れるのを感じる。DVDはどこかに忘れてきた。いつになったら、この恥辱が終わるのか。
聖子は無性に家に帰りたいと思った。
聖子と美緒の不信なそぶりに、警戒した店員がレジの目隠しをまくってい
た。店員はけげんな顔で二人を見つめる。
「お客さん、大丈夫ですか――」
聖子のナース姿に興味を示した目つきだと、聖子は恥ずかしくなる。
美緒が軽い調子で返答した。
「現役ナースだから心配ないわよ」
「そうっすね――」
店員が聖子を見つめてニヤリとした。目隠しのカーテンをクリップで上にと
めた。聖子をいやらしい目で舐め回す。
1章の㉘へつづく
管理人の声エフです。幼稚園児の頃から、眠る前にエロ妄想をしていた園児のなれの果てが書いた官能小説です。読んでいってください。